音楽新時代を司る"ガバキック"の台頭
こんばんは。暫く暑い日が続いたと思ったら今晩は急に冷えましたね。
寒暖差が激しいせいか、風邪をひく始末です。
さて、みなさんはガバキックをご存知でしょうか。
何を突然言い出すのかと思われましょうガバキック。
簡単に言うとハードコア(テクノ)に於ける四つ打ちキックをディストーションで強く歪ませたキックで、普通のキックが「ドゥン」くらいだとしたら、ガバキックは「ドゥワァグワァガァーーン」くらいの世紀末みたいな音がします。
丁度2年前でしょうか。僕がまだ楽曲制作を初めてすぐの時にはガバキックの存在は知っていましたが、「重い音かよ」で済ませており、当時は「時代はドラムンベースだし、四つ打ちなんてヤンキーかよ」というよく分からない根拠の下に偏見を持っていました。
現在、僕の殆どの曲にはガバキックが使われています。
ガバキックとの出会いは結構最近なのですが、
ガバキック単体でサンプルを聞いた時に「おお、きもちいいなぁ」と感じ、DAWで四つ打ちした時に「やっばたのしいかよ」とあまりにも語彙力が低下しました。
以降、ガバキックの虜です。
打ち込むだけで割と音圧もかかる(気がする)し、更に言えばコンプレッサーをかけるとまたなんとも分厚くなります。そうなったら気持ちがいいですね。
また、非常にマッシヴなのにもかかわらずとても使いやすいという利点も。
しかし、もちろんガバキックも曲を選びますから、クラシックやポピュラーソングなどには一般的には齟齬しません。(一般的にはと述べた理由は例外としてクラシックとガバを混ぜた曲が存在するからです。)
余談ですが、ガバキックのガバ(GABBA)は仲間という意味があります。どこかの国でのクラブで男が入ろうとしたら警備員に「お前は(GABBA)じゃないから入れないよ」と言われたのが由来だそうです。
まだみなさんのしらないガバキックの世界、ぜひ垣間見てみませんか。
https://soundcloud.com/yuto0501/vtfum7lnb2yf
【ガバキックの例曲】